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S.B.Samat*; 大井 義弘; 滝 光成; 間辺 巖; 吉田 真; 南 賢太郎
JAERI-Tech 95-010, 51 Pages, 1995/03
現在、Ge半導体検出器の校正は気泡セメント線源を用いている。この線源の作製には、ある程度の熟練を要するため、異なった密度を持つ校正用線源の作製を検討すると共に、形状、組成及び密度に関する検出効率の特性、線源の調整方法の再現性等を調査した。気泡セメント、液体、ビーズ(ガラス:6mm、2mm、発泡ポリスチレン及び硬質プラスチック)の5種類の材料を使用し、密度、高さをパラメータとする3組の線源を作製した。これらの線源をHpGe検出器を用いて測定した。その結果、全ての線源の測定値には再現性があり、調整方法の妥当性を確認することができた。低エネルギー側では、組成の違いにより検出効率が変化するため、その組成を十分考慮する必要があること。100keV以上の線では気泡セメントと良く一致し、密度の異なる校正用線源として使用できる結果が得られた。
吉田 真; 村上 博幸; 備後 一義
Journal of Nuclear Science and Technology, 30(4), p.333 - 338, 1993/04
被引用回数:1 パーセンタイル:18.76(Nuclear Science & Technology)皮フ汚染時の線量評価に用いる新しい校正用線源(線面状線源)の作製を検討した。この線源の作製には、これまで開発してきたイオン交換膜線源を応用した。Pm,Tl,Sr-Yの線放出核種を用いて線源を作製し、外挿電離箱により、皮フの受ける吸収線量率を決定した。線源作製法、線量率決定上の問題点、線源支技材による後方散乱の影響等について考察した。
南 賢太郎
ESI-News, 10(4), p.135 - 139, 1992/00
我が国では、従来、放射性汚染用サーベイメータ、ハンドフットモニタ及び体表面モニタのように線や線放出核種による物品又は人体表面の汚染密度を測定する機器の形式検査や校正に必要な面線源の規格化を行っていなかった。したがって、これらの放射性表面汚染計による表面汚染密度の統一的な評価のため、面線源の性能、構造及び国家標準とのトレーサビリティの関係が明確な校正用面線源の規格化と供給に関する要望があった。そこで本年3月に新規に制定された「放射性表面汚染計校正用線源」について解説することとした。
源河 次雄; 石川 勇
Int.J.Appl.Radiat.Isot., 34(8), p.1067 - 1072, 1983/00
あらゆる分野への応用で、精度の良い信頼性のあるガンマ線スペクトロメトリー用校正線源の必要性が増加している。我々は、組合せ線源用としてアクリル製の8分割の扇形ホルダーを製作し、ホルダー内に線源を密封する方法を検討した。この組合せ線源は、検出器から検出器半径の5倍以上離すことによりほとんど点線源の形状と見なすことができ、同種あるいは異種の核種の8個までの様々な組合せで使用することができる。さらに堅牢で安全性にもすぐれているコイン状のアルミニウム密封線源としてEuあるいはEuとCsを混合し、封入した線源についても言及する。線源製作に使用したEuの放射能強度は、すでに開発し報告されている4-スペクトロスコピック同時計数法により68%信頼限界で不確かさ1%以下で値付けされている。それぞれの線源の応用例など特色と信頼性について検討した。